ケースA ケースB
購入通貨数 2万NZドル 2万7千NZドル
入金した証拠金 40万円 40万円
年間金利 124,100円 141,836円
手数料 300円 650円
利益 123,800円 141,186円
年利 30.95% 35.30%
*手数料は
FX外為どっとコムを想定しています
となりました。
年利31%と35%で、
日経225大差ないと思う人もいるかもしれませんが、
為替バカはこれは大きな差だと思います。
1年が終わった時点で、
投資信託1日あたりのスワップは、
ケースAは340円、ケースBは459円あります。
1年目でこれだけの差が出ているので、
この2つのケースが
外国為替証拠金取引乖離する速度は今後、より加速していきます。
かなりの巨額を運用できる人は、
すぐに1万NZドルを買い増すだけのスワップを得ることができるかもしれませんが、
たいていの場合はそれほど巨額を運用することはできませんので、
1000通貨から取扱いをしている業者で複利運用するのは、
弱者の知恵かもしれません。
ただし、スワップで含み益が発生した状態で、
新たにポジションを建てなければ、レバレッジが下がります。
つまり1万通貨単位でしか買い増さないということは、
買い増せない期間がある分、ローレバレッジであるということですから、
その安全を得たい人は、
無理して1000通貨を買い増す必要はありません。
このあたりは個人のリスク管理にゆだねられますので、
絶対に1000通貨ごとに買い増して行った方がいいということではありません。
また、今回の例では、為替レートの変動を考えていませんから、
スワップ益がたまった時点で買い増していますが、
テクニカル分析が得意なら、自分が買い場と思える相場になるまで待つ、
ということも必要かもしれません。
さらに、なにも考えずに買い増していくと、
レートが下がっていく局面ではただのナンピン買いになってしまいますので、
そういった点でも臨機応変に
資産運用買い増すことが必要です。
また、これと同じ理屈で、
NZドルや米ドルなどの通貨よりも、南アフリカランドのような、
1通貨あたりの価格が安い通貨は小額からの複利運用に有利と言えます。
ただ、安いから、という理由でランドを選択するのはよくありません。
南アフリカランドについては、
「南アフリカランドに最適な業者は、、」に、
情報をまとめていますので参考にしていただければと思います。
納税申告義務が発生するタイミングは業者によって微妙に違う!?
*このページの情報は2008年09月16日時点のものです。
FXで得た利益を税務署に申告しないで、
多額の追徴課税を課せられた!という話をよく耳にします。
FX取引で得た利益を脱税する行為が相次いでいて、
これからは取り締まりが強化されていくだろう、
と為替バカは見ています。
しかし、納税が必要になるタイミングは各業者によっても微妙に違っていて、
通常、申告することのないサラリーマンにとっては、特に難解であることも事実です。
ということで、ここでは各業者の納税義務発生のタイミングの微妙な違いに触れてみたいと思います。
え!?
「納税のルールを知らなければ、脱税しても悪意が無いとみなされるから、
納税の事なんて知らない方がいい!」って?
と、とんでもない!
ちゃんと税金のことを知った上で節税するのが、
長い目で見ればより多くの利益を手にできることになります。
もし得た利益を全て使い果たしたあとに、
追徴課税なんて食らってしまったら、
取り返しのつかないことにもなりかねません!
それでは、納税義務が発生するタイミングの違いについて説明したいと思います。
FX業者には大きく、決済するまで全く納税義務が発生しない業者と、
決済しなくても納税義務が発生する業者が存在します。
と、、その前に、、
サラリーマンはFX年間利益が20万以下なら申告の義務なし!
サラリーマン(給与所得者)の場合は年間の雑所得(本業以外の所得)が20万以下の場合は、
申告の義務がありません。
つまりサラリーマンでFXでの利益が年間20万以下の場合は、
税金のことを考える必要はまだありませんので、
このページの内容も、今は知る必要はありません。
厳密には本業以外の所得が20万以下の場合は納税申告の必要がないので、
株で10万の利益、FXで10万の利益なら申告の必要があります。
自営業者の場合は年間のFX利益が10万円であろうと、
本業の利益とひとくくりにして考えられるので、
納税が必要になります。
しかしポイントは、申告の義務がない、ということであって、
納税の義務がないわけではありません。
暗黙の了解で国は雑所得20万以下の場合は取り締まったりしませんが、
一応収める義務はあるということです。
決済するまで納税義務が発生しない業者
たとえばHirose-Traderやマネーパートナーズのような業者ですが、
これらの業者は決済するまで税金のことは全く気にしなくてもOKです。
Hirose-Traderの場合、値洗い型ロールオーバーを採用しているので、
毎日スワップ分建値が修正されて低くなっていきます。
ですので、スワップ益も為替差益と同等に扱われ、
決済するまでは完全に未実現損益と考えます。
マネーパートナーズは建値は変わらず、
毎日スワップ益が口座残高に加算されていく形ですが、
内部的な仕組みはHirose-Traderと同じなので、
この業者も決済するまでは納税義務は発生しません。
決済しなくても納税義務が発生する業者
たとえば外為どっとコムやセントラル短資のような業者です。
これらの業者はスワップが口座に反映された時点で、
利益が確定されたと考えられるので、
スワップ益分の納税義務が発生します。
外為どっとコムの場合、
スワップ振り替え機能というものがあるのですが、
この機能を使ってスワップを出金できる状態にした時点で、
利益が確定したとみなし、納税が必要になります。
しかし、逆に言えばスワップ振り替え機能を使わなければ、
決済するまで納税義務は発生しません。
(そのかわりスワップ益を出金することはできません。)
セントラル短資の場合は、
イメージ的には外為どっとコムのスワップ振り替え機能が、
毎日自動で発動しているような状態になり、
スワップ益のみの出金もいつでも可能です。
ですので、スワップ益が発生した都度納税義務が発生します。
納税の決まりは全てのFX業者に共通して同じ部分と、
上記のように、業者ごとに微妙に違う部分がありますので、
自分が使っている業者がどちらのタイプなのかを、
事前に確認しておくとよいと思います。
蛇足かもしれませんが、
どちらがお得か?と聞かれれば、
「決済するまで納税義務が発生しない業者」の方がお得だと思います。
というのも、FXの税金というのは、
本業の所得にも左右されるので、
自分の都合の良いときに決済できる分、
節税できるチャンスが残っているからです。
また、複利運用する場合は、元金が多いほうが増えますから、
なるべく税金の支払いは遅らせた方がメリットはあります。
FXの税金は少しややこしいので、
実は税務署の人も理解していない人が多いのです。
為替取引はある程度知っていても、
FXを全然知らない、という人がほとんどではないでしょうか?
これからはもっと浸透していくでしょうが、
現段階ではかなりアバウトになっています(笑)
年間スワップ金利をヒストリカルボラティリティで割ってみる
*このページの情報は2008年09月16日時点のものです。
「政策金利は高ければ高いほど魅力的か?」では、
実は政策金利が高いだけで、すぐに買いの判断をするのは、
早計であるということを書きました。
では、どういう通貨が魅力的かというと、
いろんな要素が絡み合ってくるので、
特に初心者には分かりづらいと思います。
そこで、ここでは、シンプルな指標をひとつ紹介します。
タイトルにあるとおりなのですが、
年間スワップ金利をヒストリカルボラティリティ(HV)で割ってみます。
(HVについては、「ヒストリカルボラティリティの算出方法」を参照してください!)
すると、仮に金利が高い通貨があったとしても、
その通貨のHVが高い場合は、それほどメリットが無いと言うことが数値で確認できます。
(他の通貨と比べて確認できます。)
たとえば、以下のような通貨Aがあったとします。
過去1年間のHV:12.06%
現在の年間スワップ金利:9.5%
すると、年利÷HVは0.79となります。
この数値が高いほどその通貨の金利が割に合っている、
ということになります。
この時の除数のHVは過去1年のものを使用します。
(250営業日をかけたものを使用します。)
金利が1年のものなので、HVも同じ期間の1年間にします。
重要なのは、
そのリターン(金利)を得るために、どれくらいのリスクをとる必要があるのか?
ということですから、
1年間の金利を考える場合は、1年間のHVで割らなければなりません。
いろんなサイトや本をみていると、
金利だけに着目して通貨を選別している傾向があるようですが、
上記に書いたように、リスクにも着目しなければならないことは、
為替バカの経験上、どうも間違いないようです!
ですので、金利だけに着目するのではなく、できれば自分でHVを算出して、
年間スワップ金利÷HVを算出して考えてみてください。
リスキーなイメージがある通貨が実は投資効率がよかったり、
あまり金利狙いでは買わない通貨が、
高金利通貨と呼ばれている通貨より効率がよかったりします。
この数値は「通貨を分析する!」の、
通貨ペア徹底分析の各通貨のページに掲載していますので、
参考にしてもらえればと思います!
また有識者の人は、このページを読んで、
これってシャープレシオじゃないの?と思ったかもしれません。
しかし、ここで紹介している指標は、
初心者でも分かりやすいように崩した形にしてあるので、
シャープレシオと言い切るにはちょっと語弊がありそうです。
また、ここで紹介した指標は絶対ではありません。
(もちろんシャープレシオでも絶対ではないですが、、)
ただ、言えるのは、
金利だけに着目して通貨を選ぶより、
年間スワップ金利÷HVも考慮して選んだ方が、
少しは安全であることは間違いないでしょう。
ただ、この指標、実はひとつ弱点というか意外な性質があって、
頭の片隅に置いておかなければならないことがあります!
(この弱点はシャープレシオにも存在します。)
次のページで説明します!
年間スワップ金利/HVの弱点
*このページの情報は2008年09月16日時点のものです。
年間スワップ金利/HVで、
複数の通貨を比べてみると、
その通貨が一番投資効率が高いのかが判断できます。
しかし、実はこの年間スワップ金利/HVは、
レートが急上昇しているような通貨ペア(相場)は、
大きな利益(為替差益)が出るにもかかわらず、低く出てしまいます。
・・・・・
よく考えるとそうですよね、、
だって分母はヒストリカルボラティリティですから、
為替レートの変動が大きい通貨ペア(相場)は、指標は低くなります。
本来ボラティリティが大きいというと、
上がるときはいっきに上がるけど、
下がるときもいっきに下がるという性質をイメージします。
しかし、まれに、ここ1年ほどは、
ほぼ一本調子で上がっている、という状況も起こりえます。
こういった場合、変動が少なく、
レートが安定している通貨ペアよりボラティリティが大きくなり、
年間スワップ金利/HVは低くなってしまいます。
つまり、最も利益を出せるシチュエーションである、
為替レートが大きく上がって、かつスワップ益も得られるような状況で、
この指標は低くでてしまうということです。
ですので、この指標プラス、
過去1年分の為替レートもみながら考えなければなりません。